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「三四郎」ゆかりの宿
九州から列車で上京する三四郎が、途中下車して駅前旅館に泊まる。
「横町の角から2軒目の御宿という看板が見えた」といった描写から、名古屋駅前の「角屋」がその場所とされていた。
角屋は100年以上の歴史を持つ旅館であったが、3代目が亡くなりさらに大型ホテルの進出で廃業を決めたそうである。
今日がその最後の夜、「別れの酒」が振る舞われたそうである。
また、歴史の一つが消えてゆく、寂しい限りだ。そばには「三四郎ゆかりの宿」の石碑だけが残る。
「朝日新聞」1995年11月5日(日)
※荒正人編「漱石研究年表」は,漱石の名古屋訪問には言及していない。
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