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エドワード7世戴冠式
漱石の日記には「今日は Edward VII ガ始メテ国会ヲ開ク開院式デ大騒ギダ此間ノVictoriaノ葬式デ閉口シタカラ行カナイ」(1901年2月14日)と書いている。
だが未完の小説『明暗』には戴冠式を見にマンション・ハウスに出かけたように描かれている。
「何を捏造する事やら。一体そりや何時の話だね」
「エドワード7世の戴冠式の時さ。行列を見やうとしてマンションハウスの前に立つてた所が、日本と違って向ふのものがあんまり君より背丈が高過ぎるもんだから、苦し紛れに一所に行つた下宿の亭主に頼んで、肩車に乗せて貰つたて云ふぢやないか」
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