漱石はラファエロ前派をはじめ英国の絵画に興味を抱き、滞英中に殆どの美術館を訪れている。 「猫の話絵の話」の中で、日本人の西洋画について問われ「日本人のが非常に劣ってるとは云えません、勿論西洋ので佳いのは非常に佳い、ガレリーには素ばらしい大作もありますが、ローヤル・アカデミーなどは案外なものです」(原文まま)と答えている。